21日に東京から帰りました。17日に、大阪まで行き、そこから石川県の金沢へ。金沢では、本でその存在を知った鴨居玲の作品を見るのが目的。所蔵されているのは、県美術館でその途中、21世紀美術館在り横目で見ましたが、すごい人が館内にいるのが窓越しに見えました。県美術館はというと、そうとうがらんとしてて、というのもやたらとでかい建造物だからか。正に80・90年代にやたらと建てられた、この施設の遺産。作品で気に留めたのは、やはり鴨居玲、それと石川県出身の宮本三郎と石川県ゆかり脇田和の作品。
このような建造物は、各都道府県にあって、著名な建築家が建てたのがあると思うけど、決して有効に使われていないというのが現状で、個人的にはいかがなもんかと思ってしまう。しかし、この美術館が同時に併設されたという、保存修復を兼ねた県の施設は、全国でもここだけという話、しかも建物は小規模ながらも、施設の中は、最近改装されたとかで、良い環境のもとで、なんか土地に根差してるなと思った。保存修復をする公共の施設というのは、東京・奈良・京都という土地に国が運営してるものがありはする。新旧を共に大事にるという石川県にひとつ興味を抱いた。
翌日は、木地の産地で有名な山中温泉へ。目的は、木地の担い手を育成するという研修施設を見学すること。施設に着いて、事務所の窓口に目的を伝えて、昼休憩が終わるまで待つ。休憩が終わると事務所の方が、施設を丁寧に案内してくれて、話の流れで体験もすることに。肩に力が入る。そこを出るころには、多少の疲労も感じたのでせっかくだから温泉入る。よい心地で出て、カバンに忍ばせたワンカップで一杯。
石川から東京へ。夜行バスでいどー。
東京では、松山に移住したMさんに浅草情報を教えてもらったから、朝早くに着いて時間もあったから、浅草周辺をずーっと歩いた。結局目的の場所まではいったけど、お店には入らずで、歩きに歩き、隅田川が見えるところで缶ビール一杯。
そこから、恵比寿の写真美術館で友人と待ち合わせ。展示を見終わって、友人の案内で中央線にある飲み屋へ。一軒目は、予約でいっぱいで断念。再度、中央線上を移動して、別の店で落ち着く。2年ぶりの再会でたまっていた話もよくし、よく食べ、よく飲んだ。
中央線から、環状線に乗り換え、友人の落語家ブラ坊と合流。ブラ坊は、片足が痛そうで、話によれば痛風だという。それでも、帰路の途中のコンビニでブラ坊は飯と酎ハイ、自分は第三のビールを買い込み、ブラ坊宅に落ち着く。
翌日は、のそのそとブラ坊宅を去り、成田空港行を途中駅下車。そこから国立歴史民俗博物館へ。千葉県。駅から博物館までにお土産物屋で落花生の張り紙を確認。博物館は、国立ともあって想定通りのでかさ。2時間で、見れるかな・・。第1展示場は、縄文時代・・・。危険な予感する。何を目的に来たのか、曖昧になりながらも縄文時代・弥生時代と順序通り見てたら、関心のある民俗の展示に来た時には、館を出んといかん時間の10分前とかで、あやや。やっちまったなっと。
こんなんで、17日から21日を過ごし、もう頭ふんわりしている今。嘘。さっきまで、読書会で、県外のゲストがくるからと飲み会の帰りでしたー。
めちゃくちゃ、だらだらと記してしまった。病かもしれんなこりゃりゃ。写真は、途中大坂の電化製品売場で、インスタントカメラを買い、それで撮ってたから、ここに載せるのがあらず。無念。でもこれをなんとかできたらよいのかも。